毒親育ちの妻が身ごもりまして

毒親育ちの妻が身ごもりまして

毒親育ちの妻と父ちゃん、赤氏がしあわせを追い求めるブログ ~毒親育ちも幸せになっていい~

うつ病ではなく「適応障害」

 

妻は底抜けに明るくて、まるで太陽のような人です。普段は。

 

大学で同学部だったことで入学初日に知り合い、父ちゃんは妻に惹かれました。

 

まさか近い将来この人が心療内科に通うことになるなんて、父ちゃんは微塵も思っていなかった。

 

 

 

 

あの夜、黙ってうなずいた妻が、翌日には心療内科を受診して帰ってきました。

 

これまでの妻の様子と、ネットでいろいろ調べた結果を照合した結果、父ちゃんの中での勝手な診断は「プチうつ病」でした。←ふざけているのではなく、ネットで本当に出てくるんです。

 

【プチうつ病抑うつ状態が毎日ずっと続くわけでなく、1日のうちのある時間帯、たとえば夕方から夜にかけてだけであるとか、週に1~2日だけであるとか、一定の時間だけ不安になるというものです。】※『プチうつ病』の症状&対策読本 医療法人 和楽会 貝谷久宣経理WOMAN 2006年12月号 p78-82

 

仕事から帰ってきて夜寝るまでのその時間だけ泣きわめき、泣き疲れて寝るという赤ちゃんのような生活でしたから。まさにこれだと思っていたのです。

 

妻が主治医から受けた診断は、「適応障害」でした。

 

父ちゃん「はてな?」

妻「はてな?」

 

2人とも、初めて聞く言葉でした。

 

適応障害について調べてみると、「うつによく似ている」「抑うつ気分を伴うもので」「うつ病の一歩手前」「ストレスが要因でうつ状態が引き起こされるもの」などと書かれています。

 

なんやこれ、ほとんど「うつ」やん。

 

結局、素人の父ちゃんたちには具体的な違いはわかりません。が、重要なのはそこではないんです。

 

診断結果が出たことできちんとした治療ができる。

薬を飲んで症状が軽くなるかもしれない。

 

それだけで心が楽になりましたね。

 

(あのとき妻に病院に行くことを勧めなかったら今どうなっていたか。

 考えただけでも恐ろしい。)

 

ここから妻の治療がスタートすることになります。

妻も父ちゃんも、適応障害の原因は仕事のストレスだと思っていました。

 

が、治療を進めるうち、どうやら根本原因は「妻の育ってきた環境にあるのでは」と主治医から指摘を受けることになります。