毒親育ちの妻が身ごもりまして

毒親育ちの妻が身ごもりまして

毒親育ちの妻と父ちゃん、赤氏がしあわせを追い求めるブログ ~毒親育ちも幸せになっていい~

明日が来るから寝たくない~明日が怖い~

今日は、妻が心療内科に通い始める前の話です。

妻の様子が明らかにおかしいと感じ始めた頃。

 

多忙で明らかに疲れているにも関わらず

妻は、早く寝ることを嫌がっていました。

 

布団の中でずっとスマホをいじり、

一向に寝る気配がありません。

 

 

明日がやってくる恐怖

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妻は、「明日」が来ることを極端に怖がっていました。

寝れば明日がやってくるのは当然のことなのですが、

 

明日になるのが怖くて寝ようとしないのです。

 

疲れているのはわかっている

 

「早く寝ないと疲れがとれないよ」

 

父ちゃんは何日言い続けたかわかりません。

 

でもそのたびに妻は言いました。

 

ーー疲れてるのはわかってる

  寝ないと明日に響くのもわかってる

 

ーーでも

 寝たら明日になっちゃうから寝たくない

 

時間に追われる日々

 

当時の妻のスケジュールは

 

1日の大半が授業で埋まり、

空き時間では会議や授業の準備。

 

会議は生徒が帰った後にスタート。

1時間2時間やるのは普通のこと。

 

学校で片付けきれなかった仕事を、家に帰ってから

黙々とやっているときもありました。

 

目覚めたら仕事に行かなきゃいけない

 

妻が明日になるのを恐れていたのは、

 

ーー目覚めたらまたすぐ仕事に行かなきゃいけない

 

という気持ちに押しつぶされそうになっていた

からだと思います。

 

 

同じ1日の繰り返し

 

丸一日、息をつく暇もなく働いて家に帰り、寝て起きたらまた

息をつく暇のない1日が始まる。

 

妻にとっては、同じ日を延々と繰り返しているだけにしか

思えなくなっていたのです。

 

 

「他人のため」だけに働いてはいけない

 

この頃の妻は、

「他人のため」だけに働いていました。

 

妻は決して、仕事が嫌いなわけではありません。

むしろ、

子どものころから就きたかった仕事につけていますし、

教師という仕事に対するやりがいは、今でも持っています。

 

でも、仕事を頑張るベクトルが

完全に「他人」だけを向いていた。

生徒や、同僚の先生や、上司です。

 

妻の仕事に対するモチベーションは

完全に「他人」に依存してしまっていました。

 

父ちゃんからあなたへ伝えたいこと

 

仕事は、相手を喜ばせること、相手のために

なることをするのが基本ではあります。

 

それを励みに頑張るのは悪いことではありません。

 

でも、

「あなた」を置いてけぼりにしないでください。

そこには必ず「あなた」を置いてください。

 

あなたの人生の主役は、あなた自身です。

 

あなたが主役の人生なら、きっと

 

 

 

 

 

「明日」が来るのが楽しみになると思います。