聞いてほしい【答えがほしいのではない】
先日、Twitter上でひとりの方と知り合い、DMでお話をする機会がありました。
答えがほしいのではない
DMでやり取りした内容は個人情報なのでブログには書けないが、その方の言葉でとても印象に残った言葉がある。
ーー
答えがほしいのではないんです。
ただ聞いてもらいたいだけなんです。
ーー
父ちゃんは、ブログやツイッターで毒親関連の発信活動をしてはいるけれど、毒親の専門家でもなんでもない。
ただの、毒親育ちの妻を持つ夫だ。個別に相談にのることはできない。
DMの一番初めに、「ブログやTwitterで毒親に関する発信活動をしているけれど、具体的に相談を受けることはできません。私からあなたへ、アドバイスや的確な助言はできません」と、正直に伝えた。
それでも、
その人は父ちゃんに話をしてくれた。
顔も知らない、
Twitter上でたまたま出会った父ちゃんに。
専門家じゃなくてもできること
ブログやTwitterで毒親関連の情報を発信し続けている父ちゃんだけど、正直、悩んでいたことがあった。
それは、
専門家でもない人間が発信していいのだろうか、ということ。
でも、この人とのやりとりを通じてわかった。
話せる相手がいないのが一番つらいということ。
そして、
話を聞いてあげることだったら、父ちゃんにもできるということ。
医者や研究者に、知識では到底かなわないけど、
父ちゃんは、毒親育ちの妻をずっとそばで見てきた。
育ってきた環境のこと、
毒母から言われたこと、
自分を責めるようになったこと、
自分の家が機能不全家族だということ、
自分も毒親になるのではと不安でたまらないこと。
少しでも理解してあげたいと思って妻の話を聞いてきた。
相談を受けることはできないけど、
話を聞くことは、父ちゃんにもできる。
正直、自分からDMを送っておきながら、相談を受けることもできなくて申し訳ないと思っていた。
でも、
あのときDMを送ったことは間違いではなかったと、今では思う。
答えが欲しいのではなく、ただ聞いてほしい。
この方とのやりとりを通して、
これからも、
妻の話をしっかり向き合って
聞いてあげたいと改めて思った。
そして、
話せる相手を求めてる人がいるなら、
たとえ見ず知らずの人であっても、
答えは与えられないけど
話を聞いてあげたいと思った。
akashi-no-tochan.hatenablog.com
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