毒親育ちの負の感情はノートに書き出せ【心に溜め込まない】
父ちゃん、最近母ちゃんがノートになにか書いてるけど、いったいあれはなんですか?
生活の中で感じる負の感情を発散させるために、ノートに書き出しているんだよ。
あなたは、生活の中で負の感情を抱えたとき、心の中にぐっと溜め込んで我慢していませんか?
負の感情を、心の中に溜め込むのはやめましょう。
結論から言えば、あなたがやることは、ノートにその気持ちをありのままに書き出すこと。それだけです。
なぜノートに書き出すことが有効なのか。見ていきましょう。
心の中に溜め込むのはNG
負の感情を自分の心の中に溜め込んでしまうのは、避けてください。
毒親育ちのあなたが生きづらいのは、子どもの頃から負の感情を表に出すことができず、心の中に溜め込み続けてきたからです。
ここで心の中に溜め込んでしまえば、生きづらさはずっと続き、蓄積された負の感情はいずれ爆発してしまいます。
外部に発散しなければいけない
そのため、負の感情は外部に発散する必要があります。
最も有効な手段はなんでしょうか。
別のことに熱中するのは根本的解決ではない
一般的に、日常生活のストレスやモヤモヤした気持ちは、カラオケや旅行などの趣味に熱中することで忘れてしまう場合が多いです。しかし、毒親育ちの場合には解決にならないと考えていいでしょう。
なぜなら、きちんと忘れることができないまま、心の片隅に残り続け、
ふとしたきっかけで思い出してしまう場合があるからです。
毒親育ちの場合は、忘れようとするより、きちんと向き合って発散したほうがいいのです。
他人に打ち明けるのは難しい
とはいえ、毒親育ちの多くは、負の感情を他人に話すことが苦手な場合が多いでしょう。
ほとんどの人が、「こんなことを話したら、聞いた人はイヤな気分になるんじゃないだろうか」「こんなことを話して、嫌われたらどうしよう」などと考えてしまうからです。
なので、(あなたのことを理解してくれている主治医やパートナーを除いて)他人に話して解消するという選択肢は、基本的にはあまり好ましくありません。
理解者に話すのも選択肢のひとつ
あなたのことを理解してくれている主治医やパートナーであれば、気持ちを聞いてもらうのはいい選択肢になると思います。
ただ、いつでも病院に行けるわけではないですし、パートナーに話すにしても相手にも多少余裕があるタイミングでないと話しづらかったりしますよね?状況を見て判断する必要があるので、その場ですぐ発散させるには不向きです。
「書き出す」という選択肢
「話す」以外にも選択肢があります。
父ちゃんが最もお勧めするのは、「書き出す」ことです。
書き出すことのメリット
父ちゃんが考えるメリットは全部で3つ。
1.いつでもできる
いつでもできるメリットは大きいです。理解者に相談するには、相手とのタイミングを計らなければいけません。
でも、書き出すだけならいつでもOKですし、紙とペンさえあれば大丈夫です。
2.不快になる人がいない
あなたは、たとえ理解のある医者やパートナーに対してでも、「こんな話を聞いて、きっと不快に思うに違いない」と考えます。
(理解者であればそんなことは思わないので、本当は話して構わないのです。)
紙に書き出すのであれば、誰かを不快にさせることもないですし、あなたがそんな心配をする必要もありませんね。
3.あとで見返すことができる
いまあなたが感じている負の感情は、書いたノートをあとで見返した時に、あなた自身へのヒントになるかもしれません。
なぜ自分はそう考えたのか、どんなところが嫌だったのか、どうやって対応しようとしたのか、冷静に考えたら違う受け止め方もできたのではないか、など
あなたのこれからに役立つ可能性が十分にあります。
まとめ
抱えた負の感情を発散するために「書き出す」ことをお勧めしました。
1.いつでも
2.他人を気にせず
3.あとで見返せる
というメリットがありますね。
もちろん、「私はカラオケで大きい声で歌ったら忘れられるからそれでいい」という人であればそれは否定しません。あなたが見つけた最善の方法をとってください。
ただ、今回ご紹介した「書き出す」という方法は、多くの毒親育ちにとって有効な手段になるものだと思っています。
もし、やったことがない人がいたら、だまされたつもりで一度、試してみてください。
試してみる価値は充分にあると思います。
実際、妻がこれをやるようになってから
抱え込んだ気持ちを突然爆発させたり、子どものように泣き出したりすることはほとんどなくなりました。
使いかけのノートと、その辺にあるボールペンで構いません。
あなたの負の感情を書き出してみましょう。
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