毒母のタイプ【全6種】
以前、「毒母に共通する5つの特徴」という記事を書きました。
akashi-no-tochan.hatenablog.com
毒母のタイプに関係なく、どのタイプの毒母も
こうした特徴を持ち合わせている、という内容です。
今回は、毒母のそれぞれのタイプについて詳しく書いてみたいと思います。
毒母のタイプは全6種類です。
ポケモンの各モンスターも、それぞれタイプがありますよね?
この記事も、ポケモン図鑑を読む感覚で読んでみてください。
※「お母さん、私を自由にして!」を参考に父ちゃんなりの分析で種別分けしています。
※父ちゃんの主観が含まれる部分もありますのでご了承ください。
- 毒母タイプ①:攻撃型
- 毒母タイプ②:悲劇のヒロイン型
- 毒母タイプ③:劇団員型
- 毒母タイプ④:溺愛・献身型
- 毒母タイプ⑤:育児放棄型
- 毒母タイプ⑥:自分大好き型
- 複数タイプに該当する毒母も
- 毒母の存在に気付いてほしい
毒母タイプ①:攻撃型
とくぎ:毒舌/罵る/怒鳴る/当たり散らす
傾向:感情的/支配的/乱暴
典型的な毒母。わかりやすい攻撃型タイプです。
「あんたには無理」「どうせできないでしょ」「生まなきゃよかった」
など、きつい口調で厳しい言葉を放ちます。
子どもをあからさまに罵る、怒鳴る、手を出すなど
いわゆる恐怖政治です。
子どもを叱るとき、
お尻を叩く、髪を引っ張る、壁を殴るなどの暴力行為がみられます。
毒母タイプ②:悲劇のヒロイン型
とくぎ:つらいふり/巧みな心理コントロール/女の涙
傾向:じわじわと子どもの精神をなぶっていく
一見するとわかりにくいタイプの毒母です。
子どもが反発した時や親の言うことを聞かない時、
つらそうにしたり、涙を流したりすることで
子どもに罪悪感を持たせます。
ーー”私が悪い子だから”お母さんが泣いてる
”私のせいで”お母さんが悲しんでる
攻撃型とは異なり、間接的にじわじわと追い詰めるタイプです。
③劇団員型と異なるのは、つらいのを大げさにアピールしないことです。
毒母タイプ③:劇団員型
とくぎ:パフォーマンス/アピール
傾向:大げさ/過剰反応/手段を選ばない
②悲劇のヒロイン型とは逆に、「つらい」「悲しい」という感情を
周囲にこれでもかとアピールするタイプです。
泣きわめきながら「うちの子が全然いうこと聞かないんです!」と
隣の家に押しかけたり、「私の育て方が間違ってたんだわ」と
ヒステリックになって周囲に迷惑をかけます。
子どもに対して「自殺してやる」などと面と向かって平気で言うので、
子どもは身動きがとれなくなります。
毒母タイプ④:溺愛・献身型
とくぎ:世話を焼く/尽くす/あなたのため
傾向:面倒見がよい/心配性/すべて母がやる
こちらも、毒母であることが分かりにくいタイプ。
子どもですら、気づきにくいタイプと言えるでしょう。
わかりやすく言い換えれば、行き過ぎた【過保護】
「こどものため」と言ってあれこれ世話を焼き、
結局は自身の思い通りに子どもを操って育てていく母です。
ーーあなたにはこの服が一番似合うから
あなたはこの学校に通えば幸せになれるのよ
あなたのために家庭教師を連れてきたから、頑張ってね
母親は「すべて子どものため」
子どもは「母は自分のことを大切にしてくれている」と
それぞれが勘違いをしやすく、表面化しにくいので逆に危険。
毒母タイプ⑤:育児放棄型
とくぎ:無関心/放置
傾向:仕事人間/子どもが苦手
衣食住に不自由はさせていないが
子どもに興味を示さないタイプの毒母です。
子どもが苦手で扱い方がわからなかったり、
あやしてもあやしても泣き止まないことに不安を感じて
積極的に子どもに関わることをしません。
子どもに関わらない理由付けとして仕事にのめりこんだり
お酒やギャンブルにはまったりします。
食事や衣服は一定の水準で与えるため、虐待といえるかはわかりませんが、
母からの愛情を子どもが受けられないため、心の成長に影響を与えます。
毒母タイプ⑥:自分大好き型
とくぎ:自己愛/私は悪くない
傾向:話のすりかえ/八方美人
関心はとにかく自分のみであり、子どもが他者から褒められたときも
「私の育て方がいいんだわ」と自分で自分を褒めてしまうタイプ。
子どもの気持ちよりも、自分が「よい母」であることが大切で、
「自分が悪い」と認めることはほとんどありません。
自分が良い母であるためには、責任を子どもに押し付けることも平気です。
一方、子どもは、
例え母が悪かったのだとしても、自分の責任ということにすれば
母親の機嫌がよく、家庭が円満に動くことを覚えるので
「すべて自分が悪いんだ」という考え方をする人間に育ちます。
複数タイプに該当する毒母も
全6種の毒母タイプですが、どれか1つにあてはまるとは限りません。
複数のタイプを兼ね備えている人もいます。
もちろん、複数かけ合わされているほうが毒は濃く、
子どもに与えるダメージはそれだけ大きくなります。
父ちゃんの見立てでは、妻の母は
②悲劇のヒロイン型(50%)
⑥自分大好き型(30%)
④溺愛・献身型(20%)
の比率で構成されているモンスターです。
②悲劇のヒロイン型が強く出ているため、
毒母であることに気が付きにくかったんですね。
毒母の存在に気付いてほしい
毒の種類は様々ですが、毒母が子どもの心の成長に
影響を与えるであろうことは、なんとなくでも伝わったでしょうか。
自分の親が「毒母」なんだと気づくことができないまま
苦しんでいる人が、まだまだたくさんいると思います。
まずは、自分の親が「毒母」であると気付くこと。
それが、あなたを救う第一歩になると思います。
このブログが、そのきっかけになったら父ちゃんは嬉しいです。
ありがとうございました。