毒親は結婚する子どもを祝えない【不幸な私】
父ちゃん！子どもが結婚したら
親ってのは、それを喜ぶものじゃないんですか！
ふつうの親ならそうだよね。
でも、毒親の場合はそうとも限らないんだよ。
子どもの結婚に毒親は何を思うのか
赤氏の言うように、ほとんどの親は
自分の子どもが結婚し、幸せになれば
それを喜んであげるものだ。
でも、それができない親もいる。
そう、毒親たちだ。
結婚する＝親を見捨てる
彼らにとって、
子どもが結婚するということは
「親を見捨てる」ことを意味する。
ほとんどの毒親は、子どもに依存している。
彼らは、心の中に
「不幸な私」を抱えて生きている。
そしてその「不幸な私」をなんとか保つために
子どもをつなぎとめている。
依存しているからこそ、逆に
子どもを自分に依存させるために
つなぎとめるのだ。
暴言、過干渉、不幸を演じるなど
その手段はさまざまあるが、
いずれにしても、子どもが自分から
離れていかないように必死なのだ。
いや、むしろ、
彼らはそれしか考えてない。
だから、彼らはこう理解する。
子どもが結婚して家を出れば
「不幸な私」を支える【モノ】がなくなってしまう。
「こんなにも不幸な私を置いて、お前は自分勝手に家を出ていくのか」
彼らにとって子どもの結婚は、
「不幸な私」を見捨てる行為なのだ。
結婚した後も戻ってきてほしい
ただ、いざ結婚するとなったら
完全に阻止しようとする親は少なく、
結婚自体は認める場合がほとんどだ。
その場合、彼らは
子どもの結婚後の生活に口を出す。
（口を出さない場合も、不機嫌さを表に出したり、それとなく不満を伝えてくる。）
具体例をあげれば、
・できるだけ親元に近い場所に住まわせようとする。
・長期休暇（ＧＷ、お盆、年末年始）は必ず帰省させようとする。
・共働きは子どもがかわいそうだから、嫁は育児に専念したほうがいいとか、それができないなら、うちで預かるだのと言ってくる。
子離れができていないから、
執拗に子どもや孫に会いたがる。
子どもからすれば、せっかく
結婚して毒親から離れたのに、
どこまでも毒が追いかけてくる。
これでは、
気が休まるどころではない。
子どもの幸せ＝毒親の不幸せ
ちなみに、彼らの多くは、
結婚して親元を離れる場合に限らず、
子どもの幸せそのものを喜ぶことができない。
理由は、やはり
「不幸な私」を抱えているからだろう。
子どもの幸せが「不幸な私」を呼び起こす
子どもの幸せな顔を見るたびに、
毒親は「不幸な私」を思い出す。
自身も毒親に育てられた記憶や
満足できない夫婦生活を思い出し、
子どもの幸せを素直に喜ぶことができない。
妻の場合
妻は、父ちゃんとの結婚で
毒母からこんなことを言われている。
ーー
いいなあ、あんたは。スタイルもよくて家事もできて、いろいろと気にかけてくれる人と結婚できて。お母さんはお見合いでお父さんと知り合ってそのまま結婚。背も低いし太ってるし、家事なんか一切しない。
ーー
いいなあ、あんたの結婚式は。ドレスも、招待客も自分で選べて。お母さんのときは全部、クソ親父が勝手に決めて、友達呼べたのは２人だけ。
ーー
いいなあ、あんたの旦那の親族は。さっさと子ども産めとか、絶対に男を産めとか言わないでしょう。お母さんは2人とも女の子だったから、向こうの親にどれだけ嫌味を言われたことか。
ーー
娘の結婚を祝うどころか、
自分がどれだけ不幸だったかしか話さない。
妻は、自分の結婚によって
母親が不幸を思い出していることに
そして、
自分が男に生まれてこなかったことに
強い罪悪感を感じるほかなかった。
あなたは幸せになっていい
父ちゃんが、このブログで一貫して
発しているメッセージは
「あなたは幸せになっていい」
これだけだ。
毒親は、あなたの幸せを喜んでくれないし
むしろそれを非難するかもしれない。
でも、あなたは
誰のための人生を生きているのか。
そもそも、あなたの幸せと
毒親が不幸を思い出すことは
あなたにはなんの関係もないし、
もちろんなんの責任もないことだ。
毒親を幸せにするために
自分を犠牲にして生きるのか。
それは、あってはならない。
あなたの幸せを
一緒に喜んでくれる人に
出会ってください。
そして、その人と
どんどん幸せを作って生きてください。
父ちゃんは、あなたを応援しています。
akashi-no-tochan.hatenablog.com
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