【怪しい】ヒプノセラピー～インナーチャイルドを探し出す～
父ちゃん、インナーチャイルドとかヒプノセラピーってなんのこと？
母ちゃんの場合を振り返りながら、説明していくよ。
心療内科に通い始めて半年以上が過ぎたころ、
妻は初めてヒプノセラピーを受けた。
ヒプノセラピーとは？
hypnotherapy＝心理療法の一つで催眠療法とも呼ばれる。
ヒプノセラピーの効果
妻の場合の治療効果について簡単に説明すると、
妻の心の奥底＝【潜在意識】の中にある
適応障害の根本原因となっている
「母親」との関係性
について紐解いていくのだという 。
本当の感情を押し殺して生きてきた、
心の奥にいるインナーチャイルドに
焦点をあてて治療を行うもの。
受診してこなかった理由
早い段階で、主治医からこの
ヒプノセラピーの受診を勧められていた妻。
でも、
半年間踏み出せなかったのには２つ理由があった。
①費用が高い
ヒプノセラピーは健康保険適用外の診療のため、
全額自己負担となる。
１回の診療で2万円近くかかり、かつ、
１回では効果が表れにくいので
数回は受けてください、とのことだった。
②怪しい
ヒプノセラピーの説明を効いた時点で
父ちゃんも妻も「怪しい」と思った。
ーー
あなたの心の奥底にある”潜在意識”に
入り込んで原因を探ります
ーー
どう考えても怪しい。
しかも、主治医は言う。
ーー効果は人によってまちまち。
ーー効き目が劇的に表れる人もいれば、
ほとんどない人もいる。
①②を総合して判断し、
ひとまずは受けないこととして、
半年間は通常の診療のみを続けた。
受診を決断
半年ほど通常の診療のみを続け、妻の状態が
回復していったかというと
そううまくはいかなかった。
父ちゃんと妻で相談し、
やはり主治医の言うヒプノセラピーを受けてみよう。
高いし、効果があるかわからないけど、
根本原因といわれる「母親」について
なにか分かるかもしれない。
ようやく、
ヒプノセラピーを受けてみることになった。
あふれる涙
ヒプノセラピーの内容は、妻自身も
リラクゼーション状態にあり自意識が薄いため、
はっきりと覚えていない点も多い。
なので、このブログで細かい内容を書くことは控える。
妻がヒプノセラピーで受けたのは、
「幼少期の自分」と「母親」が登場し、
それを今の妻が俯瞰で眺めている場面だった。
カウンセラーから
ーー
幼少期の自分は、
このときどんな気持ちだったと思いますか？
ーー
横にいたお母さんは、
どんな言葉をかけてきますか？
ーー
お母さんからの言葉を受けて、
あなたは何を考えましたか？
ーー
などいくつか質問がきて、それに妻が答える。
ーー
ヒプノセラピーの最初から最後まで、
ずっと涙があふれていた。
ーー
帰宅後、妻は父ちゃんにそう言った。
なぜかはわからないけれど、
幼少期の自分と母親がいる場面を想像すると涙が出てきたのだという。
我慢を強いられて育った妻
ーー
幼少期、母親に
甘えることができなかったことが、
適応障害につながっている可能性がある
ーー
というのが、このときの診断だった。
甘えたくても、甘えることを我慢して育った。
この診断を受けて、妻は実家に帰ることになる。
この時点では、母親が「毒母」であるとは
父ちゃんも妻も気づいていなかったからだ。
akashi-no-tochan.hatenablog.com
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